2016年12月13日火曜日

『ハーフ人狼』FAQ(12月24日追記)

◆『ハーフ人狼』FAQ
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Q:狂人狼がいた場合、狂人狼以外が処刑されれば村人陣営の勝利ですか? それとも、墓場が選ばれなければ村人陣営の勝利にはなりませんか?
A:墓場が選ばれなくても、狂人狼以外のプレイヤーが投票で選ばれれば村人陣営の勝利となります。

Q:四人プレイ以外でも、狂人は投票権を持たないのですか?
A:四人プレイ時と、魔術師によって狂人になったプレイヤー以外は、狂人でも投票権を持ちます。狂人に投票権を与えないルールがあるのは、人狼陣営の持つ票数が村人陣営以上になってしまうことを防ぐためです。
Q:四人プレイ時に狂人狼がいた場合、狂人狼に投票権はありますか?
A:狂人狼は狂人ではないため、投票権を持ちます。

Q:投票権のないプレイヤーがいる場合、どのように投票をすればいいですか。
A:誰が投票権を持っていないか分からない状況で、全員が投票を終わらなければいけません。そのため投票は「せーの」の掛け声で一斉に指差しで投票する方法を推奨します。
Q:投票権がないプレイヤーは、決選投票でも投票権がありませんか?
A:ありません。
Q:決選投票でも同票になった場合、終末論者や狂人狼や罪人の勝敗はどうなりますか? A:決選投票で同票になった場合、狂人狼は勝利します。終末論者、罪人は敗北します。 -------------------------------------------------------

2016年12月5日月曜日

『ドラフト戦国大名』FAQ

◆『ドラフト戦国大名』FAQ(拡張カードセット含む)
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Q:【真田昌幸】の常時能力【防御修正を無視】は、相手の城の合戦ダイスを3個→1個に減らすことができますか?
A:できません。城が合戦ダイスを3個振るのは城の能力であり、防御修正ではないからです。※拡張カードセットでは【防御修正を無視】の常時能力は【真田昌幸】ではなく【山本勘助】の能力になっています。

Q:【本願寺顕如】や【寺社仏閣】は【一揆の扇動】や【国一揆】を無効にできますか?
A:できません。無効にできるのはイベント【一向一揆】の効果のみです。

Q:【浪人の登用】や【城下町の開発】の効果で武将や発展施設を自国に配置したとき、3枚目以降にかかる追加コストの1金を支払う必要はありますか?
A:いいえ。追加コストの1金を支払う必要はありません。

Q:【城下町の開発】で発展施設を自国に配置したとき、【能楽堂】の効果を使用することはできますか?
A:可能です。

Q:基本セットの【城】カードには『城は1つの領地に1つしか置けない』という記載がありましたが、追加カードセットの【城】カードにはその記載が無いので、1つの領地に2個配置することができますか?
A:可能です。
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『ドラフト戦国大名』拡張カードセットのルールブックを公開

◆ドラフト戦国大名拡張カードセット
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◆内容物:合計36枚【 】内は新規カード
武将カード11枚(北条氏康/真田昌幸/松永久秀/斎藤道三/本願寺顕如/明智光秀/黒田官兵衛/竹中半兵衛/羽柴秀吉【山本勘助/武田信虎】)/発展カード7枚(城3枚/街道2枚【鍛冶町/能楽堂】)/戦略カード5枚(楽市楽座【謀反の兆し/恩賞/城下町の開発/浪人の登用】)/名誉カード1枚(【戦国の覇者】)/イベントカード4枚(天下布武/御馬揃え【南蛮人の渡来/大名の茶会】)/戦術カード8枚(【毘沙門天の化身/城方の内応/風林火山/野戦築城/伏兵/略奪/詭計の成功/金ヶ崎の退き口】)
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本作は『ドラフト戦国大名』のカードにバランス調整を加えた追加のカードセットです。単独で遊ぶことはできません。既存のカードと同名のカードはすべて入れ替え、新規のカードはそのままドラフトカードの山札に追加して遊んでください。これによりドラフトカードの山札の総枚数は56枚になります。
イベントカード「御馬揃え」と「天下布武」はそのまま同名のカードと入れ替えますが、「南蛮人の渡来」は「城下町の発展」と、「大名の茶会」は「将軍の策謀」とそれぞれ入れ替えてください。「城下町の発展」と「将軍の策謀」は使用しないので、イベントカードの総枚数は10枚のまま変わりません。名誉カード「戦国の覇者」はそのまま名誉カードのサプライに追加します。
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◆追加ルール『戦術カード』の採用
ある程度ゲームに慣れたプレイヤーには『戦術カード』の採用を推奨します。『戦術カード』は合戦の直前に使用し、様々な効果をもたらします。

①戦術カードの準備:8枚の『戦術カード』をシャッフルし、裏向きの山札として地図ボードの脇に置きます。

②戦術カードの獲得
各ラウンドの終了時(※各ターンではありません)、各プレイヤーは順番マーカーの順に『戦術カード』の獲得判定【勝利点ボード上の順位:戦術カードを1枚引く】を行います。
★重要:自国に武将が2人以上いる場合、この判定のダイス目に-1のボーナスを付けることができます。
『戦術カード』を獲得したプレイヤーはその内容を確認したあと、カードを裏向きにして手元に置きます。ほかのプレイヤーにカードの内容を見せることはできません。
戦術カードを所有できる枚数に上限はありませんが、山札に戦術カードがなくなった場合、それ以上引くことはできません。

③戦術カードの使用
『戦術カード』は他のプレイヤーとの合戦の際に使用します。中立勢力に対して使用することはできません。1回の合戦で使用できる戦術カードは1枚のみです。

プレイヤーは合戦セグメントに入る直前のタイミングで『戦術カード』の使用を宣言することができます。また、プレイヤーはそれぞれ、カードに指定された側(攻撃側/防御側)のカードしか使用することはできません(例えば防御側のプレイヤーが攻撃側のカードである【略奪】を使用することはできません)。

まず攻撃側のプレイヤーが先に『戦術カード』を使用するかどうかを宣言します。使用する場合はカードを裏向きのまま自分の前に出します。次に防御側のプレイヤーが『戦術カード』を使用するかどうかを宣言します。使用する場合はカードを裏向きのまま自分の前に出します。双方が宣言を終えたあと、カードを同時にオープンし、ただちに合戦セグメントに移行します。カードに記されたテキストの効果を解決してください。
合戦が終了した後、使用した『戦術カード』を捨札にします。

補足:同じターン中に複数の場所で合戦が起きる場合でも、効果が発動されるのは戦術カードを使用したその合戦のみです。
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◆新カードの補足
■常時能力を持つ武将が7枚に増えました。本願寺顕如・明智光秀・山本勘助・羽柴秀吉・黒田官兵衛・竹中半兵衛・武田信虎は常時能力を持ちます。※明智光秀の常時能力【下克上:離反値+1】は、イベント【下克上】の際に離反値が1上昇するという意味です。
■【謀反の兆し】を付けられた武将は【忠臣】であっても離反する可能性があります。
■【街道】の【行軍+▲】とは、行軍の際に兵力を1個余分に移動させることができるという意味です。
■城は退却できないため、城のある領地に戦術カード【金ヶ崎の退き口】の効果を使用することはできません。

2016年11月20日日曜日

ゲームマーケット2016秋に出展いたします

遊志堂の熊谷です。

遊志堂はゲームマーケット2016秋に出展いたします。
頒布予定のゲームは下記になります。

・ドラフト戦国大名
・ドラフト戦国大名追加大名セット
・ハーフ人狼

各ゲームの説明は、ゲームマーケット公式ブログをご覧ください。

ドラフト戦国大名の紹介①
ドラフト戦国大名の紹介②
ハーフ人狼の紹介

遊志堂の新作にご期待ください!

2016年11月19日土曜日

『ドラフト戦国大名』ヴァリアントルール

『ドラフト戦国大名』ヴァリアントルール

遊志堂の志瑞です。今回は『ドラフト戦国大名』のヴァリアントルールをご紹介します。

★3人プレイのルール
『ドラフト戦国大名』を3人で遊ぶためのルールです。

・プレイヤーは織田・武田・上杉の3人とする。
・駿河・遠江・伊豆の3領地は使用しない。各プレイヤーはこれらの領地に行軍することはできない(マーカーとして駿河・遠江・伊豆にそれぞれ空白の予備チットを置くといいでしょう)。
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★順番決定のルール
順番決定の選択ルールです。このルールは、ある程度ゲームに慣れてきてから導入することを推奨します。

2ラウンド目以降に【順番決定マーカー】を配る際、勝利点ボード上の順位が最も低いプレイヤーから順に、好きな【順番決定マーカー】を選んで取得することができる。順位が同率の場合はダイスを振り合い、最も低い目を出したプレイヤーが優先的に取得する。

※このタイプの戦略マルチゲームの例に洩れず、『ドラフト戦国大名』においても、ほかのプレイヤーの行動を見てから自分の行動を決定できる後手番のほうが有利なことが多いでしょう。もちろん、状況によっては先手番のほうが有利なこともあるかもしれません(先に城を配置してしまいたい、先に兵力が少数の領地に攻め込みたい、等)。
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★武将の討ち取りルール
合戦での討ち取りを再現した選択ルールです。このルールは、ある程度ゲームに慣れてきてから導入することを推奨します。

一方の兵力の全滅によって合戦が終了し、かつ勝者側が最後に振った合戦ダイスが、敗者側の兵力の数を超過する損害を与えていた場合(※いわゆるオーバーキル状態であった場合)、ただちに武将の討ち取り判定を行うことができる。
勝者側のプレイヤーは判定ダイスを1個振り、【最後に振った合戦ダイスの損害数】以下の目が出た場合、敗者側プレイヤーの武将1人を無作為に選んで捨札にする。
武将の討ち取りルールは【攻撃側】と【防御側】双方に適用される。中立勢力との合戦では適用されない。

例)プレイヤーAは合戦ダイスを5個振り、1の目を2個出した。プレイヤーBの兵力が2個であった場合、その2兵力を取り除き、合戦は終了する(損害が超過していないので討ち取り判定は発生しない)。
このとき、プレイヤーBの兵力が1個であった場合、1個分のダイスが損害を超過しているため、討ち取り判定を行うことができる。判定ダイスを1個振り、2(最後に振った合戦ダイスの損害数)以下の目が出た場合、プレイヤーBの武将1人を無作為に選んで捨札にする。
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ドラフト戦国大名のノンオブラートレビューを公開!

『ドラフト戦国大名』のノンオブラートレビューを頂きました!

Board game every day 様によるノンオブラートレビューを頂きました。こちらのサービスは、試作・製品版のボードゲームを送り、実際にプレイした感想をいただけるというものです。
http://bged.info/nonobrato-reviews
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BGED管理人 ノンオブラートレビュー

ポピュラーであるシミュレーションゲームにカードをプレイすることによってアクションが出来るドラフトメカニクスの組み合わせは中々新鮮で面白く、ルール事態もシンプルめに抑えられており非常に遊びやすい作品だと感じました。

■ドラフトによって生まれる戦略性

ドラフトというメカニクスの利点がうまくゲーム性を組み立てていると思います。そこまでルールも多くありませんので、すぐにゲームを理解し遊ぶことができますし、カードのテキスト量もそこまで多くありませんので初めてでも混乱は少ないと感じました。

「世界の七不思議」などでは効果が全てアイコンで記述されておりましたが、本作では文章によって記述されているためしっかりとルールをインストする必要もないためすぐに遊べることができました。

 ■カードのプレイアビリティデザイン

一方で、カードの文章は3つに別れており、けれどもどの部分がどのタイミングで適応されるのかが若干不明瞭となっております。ここはアイコンや文字などで即時発動、常時発動かがわかると良いかなと感じました。ルールを把握すれば問題ありませんが、多くはなくとも少なくもありませんので若干の負荷を感じました。

また、作戦、発展などのカード種類によって背景色が統一されているため一見わかりづらく思いました。手札として持っている時など、把握が難しいタイミングがありました。背景色に違いがあればこの問題は解消されるかと思います。

■イベントの効果の大きさ

毎ラウンドにて効果を発揮されるイベントカードですが、この効果が非常に大きく感じました。武将の離反、陣地の喪失などなど、あまりにも効果が大きく、形勢が一気に傾くというタイミングが何度かありました。

シミュレーションとして、あまりにも運が大きいと感じます。とはいえ、戦国時代らしいといえばらしいですし、それを楽しめる人なら雰囲気含めてツボになる要素とも思います。

戦闘も含めてサイコロを利用するなど、運要素が目立ちますので、ウォーゲーム、ミニチュアゲームが好きな人にヒットするかと感じます。

■交渉ゲームという文言

ディプロマシーを始めとした交渉ゲームをあげていましたが、本作では交渉要素はありませんし、誤解を招く文言だと感じました。

どちらかというとシミュレーションゲーム、世界の七不思議といったカードゲームを全面に押し出したほうが理解が早いのかなと思いました。

■四人限定というバランス

四人限定のゲームということでしたが、遊んでみた感想としては四人限定にする理由をあまり感じられませんでした。もちろん、マップなどのバランスはあるとは感じましたが、3人プレイでもあまり支障はないように思います。

マップの一部を三人プレイでは利用できなくする、などで十分に対応できるレベルであると感じました。

■全体

全体としてゲームとして綺麗にまとまっている作品であると感じました。チット等のコンポーネントは無骨ではありますがこういったものが好きな人は一定数いるでしょうし、カード等の質は問題ないレベルであると感じます。

マップも一見アンバランスではありますが、遊びやすいように工夫されている用に感じます。こだわりが感じられる作品で遊んでいて大変面白く感じました。
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サイコロ堂店主 ノンオブラートレビュー

■コンポーネント評価  

全体的に良く言えば落ち着いた、悪くいえば地味なコンポーネントという第一印象です。
店主個人としては、ヘックスタイプの(ある意味で古風な)ウォーゲームを想像させる箱でした。
マニュアル、カード、チットなどは無骨すぎるきらいもあります。
チットを木製キューブなどに置き換えるなど、もう少しユーロ系のボードゲームライクな見た目にするとより目を引くのでは、と思います。
個人的な意見ではありますが、コンポーネントとマニュアルを見た時に、重厚すぎるゲームを想像してしまい、食わず嫌いになってしまう可能性が少なからずあると思います。
実際、サイコロ堂店内に置いてお客様の反応を伺いましたが、見た目で「難しそう」「ちょっと遊び始めるのに勇気がいる」などの意見が出てきました。
(もちろん、ウォーゲームが好きなユーザーを意識したデザインであるならば、今のままで問題ないと思います)

コンポーネントに関してですが、
個人用のチットがすべて同じ絵柄のため、少々混乱をきたしました。
また、カードも裏側の絵柄が似たような絵柄だっため、名誉カードを取ろうとした時に、謝ってイベントカードを手にとってしまうなどの事故が何度か発生しました。もう少し違いが目立つ絵柄にしたほうが良いかもしれません。
もしくは、背面のデザインの中に「名誉カード」「ドラフトカード」などの文字を入れ込んでしまってもよかったかと思います。

カードの表面デザインは、多少野暮ったさを感じさせますがはっきりとしていてわかりやすく、
初めてのプレイでも混乱することなく遊ぶことができました。

マニュアルも、読み始める時は厚さに少々怯みましたが、丁寧かつわかりやすく書かれております。
特に、ルールでわからないところが出てきた時に参照しやすい部分がよいと感じました。

欲を言えば、カラー印刷であれば重要な部分を強調するなどの工夫ができ、さらに理解度がますと思います。
また、ボードゲームをメインで遊ぶ人には聞き慣れない単語があり、まったくの初心者の方には読みづらいかもしれません(チット・セグメントなど)

■プレイしての評価
ゲーム自体は想像以上に軽く遊べ、普段ユーロ系のゲームを遊ぶメンバーでも楽しむことができました。
特にバランスも破綻している部分も、遊びづらい部分もなく、最後までギリギリのゲームになっていると思います。
欲を言えば、4人以外の人数でも遊べると、ゲームを遊ぶ時の選択肢に入りやすいのかな、と思いました。

■商品としての評価

非常に面白い作品ではありますが、見た目がウォーゲームの文脈に乗っているため、損をしている作品でもあると思います。
比較的ライトなボードゲーマーからも楽しめる作品になっているので、ライト層の目に止まるようなデザインを意識すると、より多くの人に楽しんでもらえるかと思います。

また、どんなお客様におすすめするかですが、自分で戦略を考えられる、ゲーム中級者お客様におすすめできる作品と思います。
また、歴史モノのテーマに反応するお客様も少なからずおりますので、戦国モノが好きなお客様には自信を持っておすすめできる作品です。

2016年4月23日土曜日

ドラフト戦国大名

20016年5月5日 春のゲームマーケットにて頒布した ドラフト戦国大名に関する
ご質問や不具合などのご報告は、こちらのコメント欄か
yushido.info@gmail.com
までご連絡ください。